大切なゲストに感謝の気持ちを伝えつつ、おもてなしを重視した結婚式を叶えたい。ゲスト全員に楽しんでもらえる結婚式にするために、実際にどのようなことに気をつけたら良いの？今回はそんなお2人へ、おもてなしウェディングを叶えるために、配慮したいポイントをご紹介します。

Point.1  料理

お料理はゲストの印象にも残りやすく、おもてなしに直結する要素のひとつ。ゲストの年齢層や人数規模などは様々な中で、招待するゲストの顔ぶれを思い浮かべながら、料理メニューの内容やボリューム感を検討するのが◎。式場ごとに、自慢の一品や得意ジャンルは様々なので、事前にチェックしておきましょう。味はもちろん、見た目でも楽しめるパフォーマンスや、ゲストが参加できる料理演出を取り入れるのもおすすめです。まずは希望の演出が叶うかどうか、確認しておくと良いでしょう。（食物アレルギー対応に関しても確認しておきましょう）

【演出①】スペシャリテを取り入れた料理 スペシャリテはその結婚式場やそのシェフでないと味わうことができない特別メニューのこと。長年の伝統を受け継ぐ名物料理からシェフの技術や長年の経験が生み出した革新的な料理まで、その作品は様々。参列頂くゲストへ、食事を通しておもてなしの気持ちをダイレクトに伝えましょう。

【演出②】新郎新婦のオリジナル料理を取り入れたメニュー シェフと直接打ち合わせをしながらゼロからつくるフルオーダーメニューも可能。ふたりの地元名産品を取り入れた料理や、思い出の料理の再現など、ふたりのエピソードにちなんだオリジナルの特別メニューが作成できます。具体的なアイディアがなくても、打ち合わせをしながら料理を提案してもらうことも。

【演出③】オープンキッチンで輪状起案のある演出 オープンキッチンのある会場の魅力は、なんといってもできたての料理をゲストに振る舞えること。ベストな状態で料理が提供されるので、職にこだわりのあるふたりにオススメのスタイルです ゲストにとってもキッチンでの調理の音や香りなど、食欲をそそる演出そのものがおもてなしに。食べる前からおいしい料理への期待感が高まります。

Point.2  目上のゲストへの配慮

親族や会社の上司など目上のゲストへもしっかりと配慮したいもの。 結婚式当日にゲストをおもてなししてくれる会場スタッフのホスピタリティ溢れる対応も大切なチェックポイント。ホスピタリティ溢れるサービスなら、年配の親族や会社関係のゲストをお招きする場合も安心。ゲストの満足度も上がるはず。一流の料理とサービスでゲストを迎えるワンランク上のレストランやホテルなど、結婚式場ごとの魅力があるので、見学時にはスタッフに会場のことなど質問して、その対応を見てみるのもひとつです。

Point.3  宿泊やクローク、控室など付帯設備

おもてなしには、必要な宿泊設備やラウンジ、クロークや控室などの付帯設備面も、ゲストの顔ぶれによっては重要となる場合も。ゲストに寛いで頂けるように、チェックすべきポイントをまとめておきましょう。また、全国展開のホテルなら、結婚式をきっかけに会員になることで、結婚式後にも様々な優待が受けられることも。結婚記念日などでレストランや宿泊などを利用して、思い出の場所に再訪する機会をつくってみてはいかがでしょうか。

【付帯設備面のチェックポイント（一例）】
☑遠方ゲストがいる場合、宿泊施設への導線はゲストに負担がかからない距離感か

☑ゲストが待ち時間に十分にくつろげる控室などのスペースはあるか

☑お手洗い待ちにならないよう個室が複数あるか

☑（車椅子など）介助が必要なゲストの導線は問題ないか、障害物はないか

☑（乳幼児などがいる場合）授乳スペースなどの用意はあるか

☑着付などゲストの身支度が整えられる個室はあるか

☑友人の待ち合い場所（ウェルカムスペース等）はあるか

Point.4  アクセス（駅近、送迎サービス他）

比較的、駅からのアクセスが便利な立地にあったり、最寄り駅からの送迎があることなどは、ゲストにとっても嬉しいポイント。街のランドマーク的な会場の場合には、土地勘のないゲストもタクシーなどで迷わずアクセスができるので更に安心です

まとめ

上記の他にも「席次回り」や「引出物」、「演出」など、おもてなし面で確認しておきたいポイントは様々。「出席して良かった！」「素敵な結婚式だった！」と招待するゲストに喜んでもらえるように、自分たちに合ったポイントを事前にチェックしてみて下さいね。