絶対に後悔しないダイヤモンド選び。#2
憧れのダイヤモンド。
どれも綺麗だし、デザインや大きさ、ブランドで選ぶ、という方も多いと思います。
でもせっかくなら、ダイヤモンドそのものの知識を深めて絶対に後悔しない選択をしませんか?
ダイヤモンドのグレードを決めるのはG.I.Aが定めた“ 4 C ”という国際評価基準。
『 CUT (カット) 』『 CLARITY (透明度) 』『 CARAT (重量) 』『 COLOR (色) 』
この4つのグレードで、ダイヤモンドの評価は決まります。
ここでは『 CLARITY (透明度) 』についてご紹介しましょう。
『 CLARITY (透明度) 』
ダイヤモンドは天然の鉱石です。
自然が作り出すものには完全に同じものや完璧に同じ環境、状況下で生成されるものがありません。そのため、採掘されるダイヤモンドも千差万別。全てのダイヤモンドには、不純物と言われる結晶が内包されたり、キズが見られるのです。
ダイヤモンドにおいては、ダイヤモンド内部での光の反射が輝きに大きく影響するために、それらを妨げる内包物(インクルージョン)やキズ(ブレミッシュ)のサイズ・量や位置はとても重要なポイント。クラリティはそれを評価する指標です。
CRALITYのグレードは11段階。
FL | IF | VVS1 , VVS2 |
フローレス |
インターナリー フローレス |
ベリーベリースライトリーインクルーデッド |
内包物/キズが見えない | 内包物が見られない | 非常に僅かな内包物 |
VS1 , VS2 |
SI1 , SI2 | I1 , I2, I3 |
ベリースライトリーインクルーデッド |
スライトリー インクルーデッド |
インクルーデッド |
僅かな内包物 | 内包物が確認できる |
内包物が容易に確認でき 輝きに影響する |
これらの指標は10倍の拡大顕微鏡やルーペを使用して確認がされ、ほとんどの場合、目で見ただけでは全くわかりません。それほどまでに細かく小さな内包物やキズが確認され、評価付けされることからも、ダイヤモンドの輝きにおいて不純物による光の屈折がどれほど影響するかが良くわかります。
また、あまりにも不純物の位置が外側に近いと、場合によっては非常に固いダイヤモンドでも衝撃を受けて欠けてしまいます。そういったことからも、エンゲージメントリングとして選ばれるダイヤモンドの多くは、FL〜VS2グレードまでのものが多いようです。
クラリティについては、ダイヤモンドの鑑定書に必ず図解が施されます。実際のダイヤモンドのカットに近い図が選定され、その上に、内包物やキズなどの特徴が書き入れられたものです。クラリティは目では見えない分、お店の方にお願いをしてしっかりと鑑定書を確認しておくと安心ですね。
『 CARAT (重量) 』『 COLOR (色) 』『 CUT (カット) 』については ↑ をクリック!