絶対に後悔しないダイヤモンド選び。#3
憧れのダイヤモンド。
どれも綺麗だし、デザインや大きさ、ブランドで選ぶ、という方も多いと思います。
でもせっかくなら、ダイヤモンドそのものの知識を深めて絶対に後悔しない選択をしませんか?
ダイヤモンドのグレードを決めるのはG.I.Aが定めた“ 4 C ”という国際評価基準。
『 CUT (カット) 』『 CLARITY (透明度) 』『 CARAT (重量) 』『 COLOR (色) 』
この4つのグレードで、ダイヤモンドの評価は決まります。
ここでは多くの方が重要視される『 CARAT (重量) 』について、改めてご紹介します。
『 CARAT (重量) 』
最低でも0.3カラット、欲を言えば0.5カラットあればいいかな・・・いえいえ、やっぱり0.75カラットは欲しい!憧れはやっぱり1カラットのダイヤモンドだけど・・・!一度はダイヤモンドのサイズについて、手を眺めながら妄想を膨らませてみたことはありませんか?
でもそのカラット、どんな単位かご存知でしょうか。
『 1カラット = 200 mg 』
なんだかピンと来ませんが、これが正解です。カラットとは重量、すなわち重さを意味しています。ダイヤモンドは自然に作られるものなので、大きければ大きいほど、希少性は高まります。そのため大きなダイヤモンド、カラット数の大きいダイヤモンドが好まれ、その価格もそれに比例して上昇します。
世界最大のダイヤモンドの原石は、なんと 3106.75カラット(621.35g) 。その原石から加工された最大のダイヤモンドは 530.40カラット(106.08g) で、美しいペアシェイプに研磨されました。これは世界で2番目に大きな、加工が施されたダイヤモンド。
現時点で世界最大のダイヤモンドは 545.67カラット(109.13g) もあります。ブラウンダイヤモンドで、クッションシェイプのような美しいファセットカットが施された『The Golden Jubilee』。こちらのダイヤモンド、とても美しい琥珀色のダイヤモンドなのですが、現在はタイの国王が保有しているそうですよ。
日本で人気のカラット数は?
昔は月給2ヶ月分、などど言われましたが、最近の相場・カラット数はどのくらいなのでしょうか。
平均は0.2〜0.3カラットと言われています。*ゼクシィ結婚トレンド調査より 石のサイズが大きすぎないことから普段使いもしやすく、価格としても20代の方でも購入できる範囲であることが人気の要因。ダイヤモンドの相場は、大まかに、0.1カラット=10万円なので、だいたい30万円前後の指輪を買われる方が多いことがわかります。
シンプルにダイヤモンド1粒のソリティアという立ち爪デザインにするのか、両サイドに1粒ずつ小さなメレダイヤをセットするのか、1粒ダイヤに加え、グルっと一周パヴェセッティングにするのか、、、ダイヤモンドのサイズはそのデザインでも大きく見え方が変わるので、希望のデザインとサイズを上手に組み合わせることが大切です。
ラウンドブリリアントカットに限って、ですが、0.3カラットでクラウンの直径がおよそ3.5~4mm、1カラットで6~6.5mmといわれていますので、参考にしてみてください。
マジックサイズを知っていますか?
ダイヤモンドのカラットには、マジックサイズといわれる基準があります。
[ 0.25カラット – 0.5カラット – 0.75カラット – 1カラット ] がそれです。これは何の基準かというと、このサイズをボーダーラインとして価格が大幅に変わることを意味しています。
例えば、どちらも [ EXCELLENT、IF、Dカラー ] のダイヤモンドがあった場合、0.49カラットと0.51カラットでは全くその大きさの差は見分けがつきませんが、価格がおよそ20%変わってくると言われているのです。これはとっても大きい差ですよね!
価格を抑えられたら嬉しいな、という方は、0.5カラット以上のもの、ではなく、0.5カラット前後のもの、といったように、少し幅を持たせて探して見るのも良いかもしれませんね。
『 COLOR (色) 』『 CUT (カット) 』『 CLARITY (透明度) 』については ↑ をクリック!