和洋折衷で楽しむ。イマドキの婚礼料理はプリフィクスで。
クラシカルなフレンチのフルコースはもう古い?
ウェディングでふるまわれる婚礼料理といえば、フレンチのフルコース。アミューズ〜前菜〜スープ〜お魚料理〜(〜ソルベ)〜お肉料理(〜チーズ)〜デザートというのが一般的な流れ。合わせるものはシャンパン〜白ワイン〜赤ワイン。格式高く、ゲストのおもてなしにふさわしいお料理であることは誰しもが認めるところ。でも、ウェディングの世界にもダイバーシティの波は押し寄せ、オリジナリティや型にはまらないスタイルが受け入れられる時代になっていることも事実。いまや、婚礼料理にも選択肢を持つことが当たり前なのです。
クラシカルなフレンチ、優しい和食、ボリューミーな中華
お料理の選択肢といっても様々。まずは料理の種類。格式高い「フレンチ」、お子様から高齢の方まで安心してお召し上がりいただける「和食」、豪華でボリュームのある「中華」。いずれも高級食材や、おめでたい素材を使用したコース料理でゲストをもてなします。そして今人気があるのが、フレンチと和食を融合させた「和洋折衷」のお料理コース。お二人のお好みやゲストを思い浮かべながら、前菜や主菜など全品をそれぞれフレンチか和食からセレクトできるプリフィクススタイルは、お料理にこだわりたいお二人や、ゲストにお料理で感謝の気持ちを表したいというお二人から支持されています。
和洋折衷だからこそ、よりオリジナリティあふれる一品を
一流シェフが生み出す完璧なコース料理は、なかなか構成の変更をお願いしたり、お料理にアレンジを効かせていただくのが難しいですよね。その点でも「和洋折衷」コースは優れもの。例えばお二人が大好きなお料理や、お二人の育った土地の名産品をコースに加えたり、遊び心のあるお料理をプラスすることが容易に。また、一番ケアすべきゲストのアレルギーなどにも対応しやすいので、プリフィクススタイルはこれからますます主流になるはず。
「婚礼料理=フレンチのフルコース。」こんな風潮はすでに崩れつつあるようです。